エアコンをスマホで操作して、熱中症にならないようにできた話。
これは今思えばもっと早くにやっておけばよかったと思うことのひとつです。
暑さの感覚がわからない明良じいさんは、元気な時と昭和の夏の感覚ですぐ消すのです。
これを思いつくまでに何度もじいさんと議論になりました。
エアコンを消さないで!ということを淡々を説明して理解してもらっと思ったら、5分後にはエアコンを消すという明良じいさんです。
このシステムを思いついてから、家中を快適な温度に保つことができようになりました。
しかし、明良じいさんはやはり自分で消したりします。
だから僕は考えました。
例えば29度に部屋の温度が達した時に僕のスマホや家族のスマホに通知がきて自動的にエアコンを運転開始できる設定にすることもできます。
□リビングエアコン29度以上オン 実行に成功しました。
とスマホに通知がどどきます。
1、このシステムで一番よかったなと思うことは
夏の暑い夜です。寝る部屋のエアコンも自動でオンになるように設定できました。
夏は26度以上になったら運転開始。25度以下になったら停止という設定です。
2、夏だけではなく活躍
98歳くらいからだった思います。冬のヒートショックを懸念して、部屋から廊下トイレまでの空間を一定の温度に自動で保つことができましました。
夏の夜のエピソード
寝る時暑いだろうと思ってエアコンをつけておきます。もちろん明良じいさんはエアコンを消します。汗だくで寝ます。
夜中にトイレで会った時に、汗だくでした。
認知症が悪化してきた時は、毛布をかぶって寝ます。これはどうにかしないと最悪の事態になると思い考え、いきついたシステムがこれなんです。
じいさん、どうした?熱ある?汗だくよ!
いつでん夜は、汗かくもんね。夏やけん。
その汗の量は危険よ!そのまま意識なくなって入院よ。熱中症になる!
な〜ん。よかよか。大丈夫!
そうね。じゃ、入院でいいね。わかったよ。
入院! そら、でけん! 入院はされん家がよか。
エアコンの遠隔操作には2つの方法がります。
1つ目は、ネットにつながるエアコンに買い替える
ネットにつながるエアコンと以下の条件で遠隔操作が可能になります。
- インターネット環境
- スマホやタブレット端末
- 無線LANルーター
- アプリのインストール
僕の場合は、ちょうど壊れてしまって買い替え時でした。しかし、じいさんは風が出ているから買わなくていいといいます。冷たい風も暖かい風もでません。壊れて送風のエアコンです。
買い替えを拒むじいさんと買い替えを推奨する僕との議論が始まります。
壊れてるから買い替えよう。
風はきよるが・・・なんで替えないかんかね?替えんでよか、よか!
じいさんはこの部屋にはいないからいらないけど、僕らはここにいるから暑いよ。
まだ風はきよるが・・・買わんでよかろ・・
という感じだったので、僕が自分で替えるからということで、ダイキンのエアコンに買い換えました。
どうしてダイキンにしたかというと、換気機能が付いていることが一番の理由です。古い家を冷やして温めるにはこれがいいと思いました。
あと、一番の問題がこの家には換気扇がないということでした。
だから、じいさんが下痢をしたり、トイレで失敗したりする場合に家の中が動物園のような香りになります。しかもそうなると、5時間ほど香りが消えません。床や壁などあちこちに香りの素が付いているので掃除をしても残っていて僕は寝れなくなっていました。
これは予想通り、ダイキンで解決できました。ダイキンだけというわけではないのですが、その他僕の分析と研究の結果の消臭グッズもあります。(それはこちら・・・)
今では、ダイキンのおかげさまで、冬は涼しく(小さい家なので廊下、玄関まで)夏は暖かくできていて、じいさまの熱中症要望や寒さでの温度差もなく快適空間になりました。
ネットにつながるエアコンには専用のアプリが必ずあります。
電気屋さんに行って、ネットにつながるエアコンどれですか?と聞いていみると教えてくれます。
僕はダイキンとSHARPのエアコンを使っています。そのアプリについて紹介していきます。
まずはダイキン
ダイキンアプリの操作説明
シャープの操作説明
2つ目は、switchbotをつかう
これが僕が一番紹介したいことです。同じような機器をいろいろと調べました。なぜswitchbotにしたかというと、価格です。他の機器と比べてここが一番安かったからです。
介護をやっているとこのような機器の説明書的な、使い方のようなものをゆっくりと見る心の余裕がなかったのです。とにかく、すぐにぱぱっとできるもので安いやつを探しまた。
これがあると気にすることが一つ減ります。暑い日の日中、またエアコン消してないかという心配はなくなります。夜中の暑い日にエアコンをつけないで寝る習慣のじいさんの心配もなくなります。僕は安心して眠れるようになりました。
switchbotと検索すると、カメラとかセンサーとかいろいろと出てきます。その商品の中のいくつかを使い、エアコンを操作します。
- 今あるエアコンでOK(リモコンがあるエアコンのみ)
- switchbotのハブ
- インターネット環境
- スマホやタブレット端末
- 無線LANルーター
- アプリのインストール
設定はとても単純です。エアコンのリモコンの電波をハブに覚えてもらうのです。
設定方法
まずは、switchbotアプリに自宅のエアコンをつなげる。
- スマホでswitchbotのアプリをインストール
- 部屋にハブを設置。
- 温度計を設置(今は温度計とハブがひとつになったものがある)
- アプリにエアコンのマークがあるのでそこをひらく
- 指示のがでるのでその通りに、エアコンリモコンの運転ボタンをおし認識するまで待つ。運転ボタンを認識したら、こんどは停止ボタンを同じように認識させる。
次は、自動で勝手にエアコンをオン/オフできるように設定する。
- アプリを開いて、下のバーにある、オートメーションを開く
- 手動・自動の「自動」を開く
- 右上の「+」を開く