今じいさんは、たぶんこうじゃないかなと思うこと。
明良じいさんは今どうしているのかなとふと思いました。49日の期間、あちらの世界では裁きが行われるといいます。そこでこれまでの行いの評価がなされるとあります。僕はじいさんの息が止まるまでそばにいて、こう思うようになりました。
じいさんは今、49日間をまっている時、あっちの世界のワンランク上のラウンジにいるのではないかな。と思うのです。
そこで一流シェフ監修のそばやうどん、カレーなどを楽しんでいるように思います。あたらし物大好きなじいさんでしたので、見たことないような盛付けのデーザートやフルーツを毎日楽しんでいるのではないかと思うようになりました。
よく、まだ、亡くなった人が、じいさんが家にいるような気配がある。
などと聞くことがあります。
僕はこの手の不思議なことはあまり信じない方なのでよくわかりませんが、まったくありません。
じいさんがいるような気配はまったく 無し です。
だから、そういうことがもしあるのなら、(亡くなった人がまだ家にいる)じいさんの場合、あっちの世界の待合室、じいさんの場合、超快適なラウンジにいるのだろうなと思うのです。
そう思った経緯は、
僕はよく空港に行きます。ここではいつも、待つ時間だなと感じます。飛行機が到着して出発するまでを待つ。搭乗手続き開始を待つ。そんな場所だなと思います。
最近の空港はとても快適です。おいしいコーヒーと食べ物がたくさんあります。そしていろんな人がここにはいます。ジャンルを問わず、子どもから老人、有名人などなど、偉い人から大したことない僕のような人が同じコーヒーを飲むために並んでいます。
だから、ふと思いました。
じいさんも今まさにこの状態ではないか?
搭乗手続き待ちです。天国便の搭乗手続きです。
じいさんの場合、亡くなる時、笑顔で眠るようにでした。
また、なくなるまでの一ヶ月間、じいさんは夢の中でこれまでの人生で楽しかった思い出をもう一度再確認していいたように思います。
苦しむことなく、嘆くこともなく、後悔もなかったように思います。
よく食べていたじいさんが食べなくなった時、
理由を聞くと、
じいさんは、宴会で食べすぎたからと言ってました。
満足して亡くなっているし、最後も苦しむことなく笑顔がみれたように僕にはうつりました。
だから、特別にというわけではないと思いますが、いま快適な待合室にいるのだと思います。
こんな感じです。
山田明良さん、山田さん、いらしゃいます?まだ家かな・・
あ、どうも、どうも。はい、はい。わたしです。
山田さん、だいおうじょうでしたね。素晴らしい!
そうかな〜 はは (笑)
みんなを笑顔にされてますよ。みなさん笑ってますよ。
いや、それでですね、山田さん49日間、こちらのラウンジもご利用できる特典がついているんですよ。49日間ゆっくり人生を振り返りながら、美味しいものも好きなだけ召し上がって、自由に快適に過ごしていただけるプランなんです。いかがでしょうか。
よか、よか、よかて・・・そらよかばてん、ただじゃなかろもん。
じいさんはまだまだ若い時、交渉が上手いじいさんでした。
いやいや、これは山田さんの最後の生き方で決まって、山田さんに関わるみんなを笑わせて、素敵な気持ちにさせているからですよ。
よか、よか、そげん・・・
ばってん・・・そげんあんたが言うなら、しょんなかたい(笑)
(通訳:いい、いい、そんなに、でも、そうあなたが言うから、しかたないですね、従います)
こんな感じでいつも僕は言われていたなと思い出しました。快適になるエアコンや電気毛布など、はじめはいらないと言います。金かかるからと。
なら、もらって! と僕が言うと、
「あんたが言うなら、なら、しょんなかやんね」といって笑顔でした。
じいさんは今、
また、
たのしんでいると僕は思いました。
僕たちももっと、笑顔で、たのしくいかないとな・・・と思います。
どうでもいいこと、厄介なことは、じいさんのように、
そうかな〜と
おもしろくないことも おもしろく、
苦労をくろうと思わないで、ありがたく、
いや、じいさんの場合、苦労ってなに?です。
ちょっとわからん・・・です。
そして、じんさのように、しょんなかたい と笑顔で
生きていけるようになりたい と思いました
じいさん、
僕は
まだ、まだ、だな・・・
と思った今日でした。
以上、ご報告になります。