お風呂騒動。風呂入るといってきかない明良じいさんを説得した話
2023年12月6日の出来事
今日の明良じいさん、風呂に入るといって歩き出しました。家用のシルバーカーを使わないで、手すりだけで歩いてましたのでびっくりしました。しかし、風呂の前で座り込みやはりお風呂はあきらめました。
部屋にもどり、しばらく寝ました。そして起きた時、またお風呂です。
これを3回くりかえしました。
今日はかなり疲れたと思います。
お風呂は家で入るのは難しいと説明しますが、一切聞きません。どうして入れないのかを説明しますが、まったく聞きません。
97歳のころ、約1ヶ月風呂にはいりませんでした。2日前に入ったと言って入りません。
そのときは、入って欲しいと何度も説明しますが、聞きません。
今は逆です。
僕はどうして入れないのか説明します。
入れないというわけではないことを説明してします。
ここの家の風呂は、昭和初期の風呂だから寒いし、すべるし、石のタイルで危ないよ。湯船は深いし手すりもないから、今のじいさんでは難しいと思うよ。きついよ。風呂に入るまでに疲れるよ。滑ってころんでどこか打ったら病院よ。お風呂には入れないといってるわけではないよ。この家のお風呂は危ないから一人で入れないて言ってる。さっきも風呂場まで行って、そこから動けなくなって入れなかったやろ?・・・・・・
そうかな〜 自分で風呂は、はいりきるばってん
さっきは廊下でやっぱり難しいてなったよね。とにかく風呂はね、家は危ないからね一人でははいれないよ。いいかな。わかった?
わかった!そらよかばってん、今から風呂にはいろうかち思いよるばってん
ぼーっとなりました。
このあと夜中にもありましたお風呂騒動
部屋にあるみまもりシステムが作動
ベッドでぐるぐるしていて、ベッドから起きれないでいました。
どうしたいのか声をかけると、風呂に行くとのこと。
ベッドから出れないのに風呂に入れるかな?と聞きました。
じいさんは、やってみないとわからないと言います。ではまずは、ベッドから起きて足を下ろして、部屋を出て、風呂場まで行ってみようかと提案しました。
じいさんは動いてみますが、ベッドから起き上がれません。
風呂場まで行くより、ベッドでぐるぐるやっていた方が危なくないと判断し、しばらくこれを繰り返しました。
ベッドから出れないなら、風呂入れないと思うけど、じいさんどう思うと聞くと、やってみないとわからないといいます。
ベッドから出てどうやって行く?
歩いていける?と聞くと、自分で歩いていけると自信をもっていいます。
このようなやとりを5回ほど繰り返して、じいさんやっとわかってきたみたいです。
難しいということをようやく理解してくれます。
納得したのでベッドで寝ることにしました。今回は、風呂場まで行かないでよかったのでうまくいきました。
最後に明良じいさんが言いました。
風呂にはいろかち、思いよりるばってん。