今夜は宴会続きでおつかれモードのようでした。
写真は明良じいさん96歳の誕生日会
2023年11月22日に病院から退院してから、毎日楽しんでもらいたいと思い、じいさんが大好きな宴会を演出しています。宴会をしているような雰囲気にして晩御飯です。
雰囲気作りに、演歌をかけます。いまどきめずらしいカセットテープです。10分で終わるので取り出してひっくり返してまた再生しないといけません。
音楽がかかるとそれだけで雰囲気がでてきます。じいさまものってきます。
大好きなお肉、ステーキを準備して
居酒屋のぶ オープンです。演歌でなんだか居酒屋気分になてきました。
メニュー
まずは前菜で、ポテトサラダ。塩ぬき
スープとして、味噌汁。薄め。
メインはステーキです。
焼く前にお肉を紹介。今日のステーキは佐賀牛です。あっさりとしていて、食べ応えある佐賀牛なので、個人的には本当はお塩とわさびがおすすめなのですが、じいさんの場合、塩はドクターストップなので、居酒屋のぶ 特性ステーキソースにしました。特殊水(普通の水)で薄めたステーキソースです。
焼き具合は?と聞いて、焼きます。
焼いている間にお口直しに、日本酒、水のような日本酒
居酒屋のぶ オリジナル日本酒。(せたか水道水を沸かして常温にしたもの)
じいさんには、お口直しの日本酒だから水のような感じよ。と言ってだします。
かーっとおちょこで飲んでいました。 うまい!と。
居酒屋のぶ 特性日本酒を味わってもらっているうちに、お肉を焼きます。
鉄板焼きのお店にいくと、目の前で焼いてくれます。そんなイメージで、焼いている途中にフライパンごとじいさんの目の前に持っていきます。
こんな感じの焼き具合でよろしいでしょうか?
よか よか
と大好きなステーキなのでとても笑顔でした。そして、お酒をおかわり。
ステーキは焼き上がったら一度見せて、カットしてくるねと言って下げます。
最初は細かくしたのですが、ステーキ感がなくなったようで、いまいちの様子でした。
だから考えた結果
サイコロステーキのようにして、お肉に切り込みをたくさん入れて出しました。
いいお肉なので、やわやわになります。
これならステーキ感がでて満足のようでした。
デザートには、佐賀にある美味しいフルーツ屋さんのゼリーです。
という感じでご飯を食べながら、じいさまのこれまでの人生について話してもらいながら、宴会終了です。
今日はよく飲んだからもう寝ると言って寝ます。
毎日なんでもいいけど、美味しいもが食べたい
初日ステーキで次の日は海鮮にしました。刺身をまずはみせて、取り分けてくるからといって下げて、ボイルした刺身をだします。見て満足してもらう感じです。
その次は、そば
その次は、うなぎのせいろむし
そしてまたステーキという感じです。
※どれもすべて、薄味にアレンジしています。
いちばん、僕が楽しんだような気もします。シェフになった気分で楽しくできました。
じいさんは、毎日飲んでましたので(水を)酔っ払ったと言います。
今回ののぶさんの発見
じいさんの認知症は、水で酔えるんだなということが発見です。雰囲気で十分に楽しめる、満足できることがわかりました。
きのう飲みすぎたので今日は寝ておくといって寝ています。具合が悪いかどうか聞くと、さっき、コップ一杯のお酒を飲んで酔っ払っているといいます。
さっき飲んだのは、ゼリー状のドリンクです。
飲まず食わずで寝ているので、飲みやすいドリンクを飲んでもらいました。
じいさんに大丈夫かどうか聞くと、酔っ払っていて気持ちがいいと言っていました。
体がだんだんときつくなっていると感じるのではく、飲んだから酔っていると思って、いい気持ちになっているようです。
まだ酔いが冷めてないから、もうしばらく寝るといいます。
ただ、風呂に入るといって起きだすのでびっくりします。
深夜、2時の出来事
のぶさんのみまもりぼっと明良部屋システムが作動。
お風呂に入るといって起き上がります。動きの良さにびっくりしました。昨日までは腰を痛めているのでゆっくりゆっくりでした。
どげんした?大丈夫?
お風呂お湯はたまったやろ?とめて!今から入る。
今から入ると?酔っ払っとるから明日にしよか・・・
よか よか!
なんとか寝てもらいました。
しかし、
このあと、1時間くらいたって、また起きてこんどは、お風呂から上るといいます。
お風呂に入っていたようです。
そのあと、1時間くらいたって、風呂からあがるから、次の人どうぞ・・・といいます。
90歳のころ、風呂からあがると、次の人どうぞ・・といつもいってました。
次になにがくるか、僕にはわかったので先回りして言いました。
じいさん、ご飯は今仕込んでいるから安心して。できたら起こすからそれまで寝ててね。
よか よか。
これで僕も寝れそうです。今日はなんだかじいさん動きが激しい夜です。いやもう朝です。
明日は必ず、「よかよかじいさん」について書こうと思っています。
よかよか、よか。といってどっちかわからないという感じのものです。